自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)

Hug Hawaiiが主催する自死遺族の会「アルファの会@東京」のご案内や活動等のご紹介をしています。

【書籍】『自死は、向き合える ー遺族を支える、社会で紡ぐ-』

皆さま、ごきげんよう

自死遺族の会「アルファの会@東京」メンバーの千草です。

 

10月に入って、すっかり秋らしくなってきましたね。

それよりも、今年が残りあと3か月ということに驚きを隠せません!

 

さて、今日は書籍のご紹介です。

自死は,向き合える――遺族を支える,社会で防ぐ (岩波ブックレット)

自死は,向き合える――遺族を支える,社会で防ぐ (岩波ブックレット)

 

もうご存知の方も多いかもしれませんが、ルポライターである杉山春さんがお書きになった記事がブックレットという形にまとめられたものです。

 

私が当初この『自死は、向き合える』というタイトルを拝見した時、大変失礼ながら、また軽々しくそんなことを言っちゃっていいの!?と、反射的に懐疑的なイメージを持ってしまいました。スミマセン。

杉山春さんご自身は、ご友人を自死で亡くされており、厳密には自死遺族(家族)ではないようですが、どこかこのタイトルには抵抗感があったのがあくまでも私の個人的で正直なところです。本当にスミマセン。

 

でも実際に読んでみると、大変真摯にご丁寧に取材を重ねておられ、綺麗ごとではなく、リアリティが感じられる内容で、いわゆるこれまでの出版物の論調とは少し違うなという印象が残りました。

 

そこで、是非ともご本人様のお話を伺ってみたいと思い、ちょうど仙台で行われたシンポジウムに参加して、ご本人様と直接お話をさせていただく機会に恵まれました。

ご関係の皆さま、当日は貴重で大変有意義な時間を誠にありがとうございました。

この場をお借りして深く御礼申し上げます。

 

※このイベントは終了しています。

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※このイベントは終了しています。

 

ご本人様とお話しさせていただいて、とても真摯な姿勢で取り組んでおられること、決して綺麗ごとではない、シビアなリアリティを描き出そうとされたことがよく分かりました。 やはり、私が拝読して感じた事は正しかったようです。

 

特に

第二章 自死遺族が「人」としていられる場所

は、自死自死遺族に対する偏見や差別、社会的スティグマと、

モノいう遺族になる

ことについて触れられていて、個人的にも共感するところが多く、広く読まれることを願います。

もちろんその他の章についてもとても重要な視点から述べられていることが多く、同じく広く読まれることが期待されます。

自死遺族の方々、いわゆる支援者の方々だけでなく、一般の方々にもお読みいただけると、自死自死遺族のリアリティが伝わるのではないかと思います。

 

ぜひお手に取ってみて、どのように感じるか、どのような感想を持つか、どのような思いを抱くか、秋の夜長に一考してみてはいかがでしょうか。

 

今日は書籍のご紹介でした。

ありがとうございます。