自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)

Hug Hawaiiが主催する自死遺族の会「アルファの会@東京」のご案内や活動等のご紹介をしています。

学会での「自殺」についてのプログラムと「自死は病死である」という認識

皆さま、ごきげんよう

自死遺族の会「アルファの会@東京」メンバーの千草です。

 

東京は急に寒くなって連日の雨降りとなっていますが、皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

 

さて、この週末は学会に参加して参りました。

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学会の中で、「自殺」のテーマが取り上げられたシンポジウムとセミナーがあり、参加して参りました。

学会では「自殺」という言葉が繰り返し用いられていたことが少し気になりました。今後「自死」という言葉に置き換えられるのか?注目するところです。

 

今回の学会では、「自殺」についてのプログラムは主に二つありまして、

シンポジウム8 「がん患者と自殺の問題に向き合う」

 

ランチョンセミナー4 「日本人の死生観からみたうつ病と自殺予防」

それぞれご専門の先生がたによる御発表と会場での議論が行われていました。

 

シンポジウム8 「がん患者と自殺の問題に向き合う」

では、主にがん患者様を対象とした院内自殺とその予防をテーマとした報告と議論が行われていましたが、

シンポジウム8-1 「人は何故自殺するのかー自殺のプロセスについて」

張賢徳先生(帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科

 では、なぜ人は自殺してしまうのかについての研究結果やご見解を拝聴しました。

 

 その中で、

「実態調査が示すところによると自殺者の約90%が自殺時に何らかの精神科診断がつく状態であったことが分かっている」

というお話があり、決して理性的な状態で行為に至っているのではないだろうというご見解が示されていました。

 

つまり、

自死という行為の前段階でうつ病を主とする精神疾患が介在している場合が多く、自死に至るプロセスというものがあるだろう

というような主旨のお話でした。

 

要するに、たとえ生活上の問題や様々なライフイベントやストレスフルな状況等があったとしても、精神疾患を挟まないと自殺企図には至らず、理性的で冷静な状態で突発的に自死という行為に至ることは考えにくい、ということだと私は理解しました。

 

そこで私は、自死遺族の方々がお話されていたことを思い出しました。

自死は病死である」 

ということを複数の自死遺族の方が別々に語っておられたことがありました。

 

もし多くの場合自殺企図と行為に精神疾患が介在しているのだとすれば、この「自死は病死である」という認識は概ね正しいと言えるのではないかと思いますがいかがでしょうか。

 

ちなみに、日本における自殺の現状と自殺総合対策における基本認識では、

www.mhlw.go.jp

「自殺は、その多くが追い込まれた末の死である」

引用:自殺総合対策大綱(概要)

 

とされています。

厚労省でも「自殺」という言葉を使っているのですよね。)

 

確かにその通りだとは思うのですが、上述のことを踏まえると、

自死はその多くが「追い込まれた末の病気による死

であるともいえるのではないでしょうか。

 

もし自死が病死であるとするならば、たとえばガンなどを始めとする病気による死亡と何が違うのだろうか?という疑問を抱きませんか?

大切な人をガンなどの病気で失うことと、自死で失うことの何が違うのでしょうか?

病気で大切な人を失った遺族と、自死で失った遺族は違うのでしょうか?

 

学会に参加しながら、私はそんなことを考えていました。

 

日本では残念ながらまだまだうつ病自死自死遺族に対して偏見や差別、社会的スティグマ(烙印を押すこと)が無くならないのが事実です。

もし「自死は病死である」という認識が正しく理解されたとしたら、少しは自死自死遺族に対する偏見や差別が軽減されるのではないだろうか、と私は考えています。

 

リンクを貼ったような自殺総合対策において重点施策を考えたり実行したりすることも勿論大切だとは思います。

しかしながら、同時に(その前に)うつ病自死自死遺族に対する理解を深めるということも重要なのではないでしょうか。

 

 今日は学会での「自殺」についいてのプログラムに参加して考えたことのお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

【書籍】『自死は、向き合える ー遺族を支える、社会で紡ぐ-』

皆さま、ごきげんよう

自死遺族の会「アルファの会@東京」メンバーの千草です。

 

10月に入って、すっかり秋らしくなってきましたね。

それよりも、今年が残りあと3か月ということに驚きを隠せません!

 

さて、今日は書籍のご紹介です。

自死は,向き合える――遺族を支える,社会で防ぐ (岩波ブックレット)

自死は,向き合える――遺族を支える,社会で防ぐ (岩波ブックレット)

 

もうご存知の方も多いかもしれませんが、ルポライターである杉山春さんがお書きになった記事がブックレットという形にまとめられたものです。

 

私が当初この『自死は、向き合える』というタイトルを拝見した時、大変失礼ながら、また軽々しくそんなことを言っちゃっていいの!?と、反射的に懐疑的なイメージを持ってしまいました。スミマセン。

杉山春さんご自身は、ご友人を自死で亡くされており、厳密には自死遺族(家族)ではないようですが、どこかこのタイトルには抵抗感があったのがあくまでも私の個人的で正直なところです。本当にスミマセン。

 

でも実際に読んでみると、大変真摯にご丁寧に取材を重ねておられ、綺麗ごとではなく、リアリティが感じられる内容で、いわゆるこれまでの出版物の論調とは少し違うなという印象が残りました。

 

そこで、是非ともご本人様のお話を伺ってみたいと思い、ちょうど仙台で行われたシンポジウムに参加して、ご本人様と直接お話をさせていただく機会に恵まれました。

ご関係の皆さま、当日は貴重で大変有意義な時間を誠にありがとうございました。

この場をお借りして深く御礼申し上げます。

 

※このイベントは終了しています。

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※このイベントは終了しています。

 

ご本人様とお話しさせていただいて、とても真摯な姿勢で取り組んでおられること、決して綺麗ごとではない、シビアなリアリティを描き出そうとされたことがよく分かりました。 やはり、私が拝読して感じた事は正しかったようです。

 

特に

第二章 自死遺族が「人」としていられる場所

は、自死自死遺族に対する偏見や差別、社会的スティグマと、

モノいう遺族になる

ことについて触れられていて、個人的にも共感するところが多く、広く読まれることを願います。

もちろんその他の章についてもとても重要な視点から述べられていることが多く、同じく広く読まれることが期待されます。

自死遺族の方々、いわゆる支援者の方々だけでなく、一般の方々にもお読みいただけると、自死自死遺族のリアリティが伝わるのではないかと思います。

 

ぜひお手に取ってみて、どのように感じるか、どのような感想を持つか、どのような思いを抱くか、秋の夜長に一考してみてはいかがでしょうか。

 

今日は書籍のご紹介でした。

ありがとうございます。 

 

第10回 全国自死遺族フォーラムに参加して参りました

皆さま、ごきげんよう

自死遺族の会「アルファの会@東京」メンバーの千草です。

 

早速ですが、9/9に長野で開催されました第10回全国自死遺族フォーラムに参加して参りましたので、簡単にシェアさせていただきます

 

9月9日 第10回 全国自死遺族フォーラム を開催します – 一般社団法人 全国自死遺族連絡会

 ※このイベントは終了しています。

 

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会場からは美しい山並みの風景が見えましたよ

 

実はこのようなフォーラムに参加させていただくのは初めてでしたが、非常に有意義な経験になりました。

ご関係者の皆さま、当日は誠にありがとうございました。

 

フォーラムの第一部では岡知史先生(上智大学教授)による~自助グループの定義とわかちあい~のご講演がありました。

が、都合により誠に残念ながら私は拝聴できませんでした。

ご講演の模様は、以下で公開されておりますので、シェアさせていただきます

 

youtu.be

 

 自助グループと支援グループの違い、自助グループの有用性と可能性について、情報や知識として知っておくことはとても大切なことだと思います。

いずれにも特性があると思いますので、必要な人が必要な時に必要な情報にたどり着けるように、選択肢を持っておくことは大切なのではないかと私は考えています。

 

第二部では、いじめによって自死されたお子様の親御様の方々のお話を拝聴させていただきました。胸が締め付けられる思いがいたしました。

 

第三部では、シドニーで開催された自死遺族支援の国際会議のご報告を拝聴いたしました。自死だけが故人の人生の全てではないという思いを改めて強くいたしました。

 

そして、フォーラム終了後には、懇親会に参加させていただきました。

全国から集まった自死遺族の方々、自助グループの皆さま方と様々なお話をさせていただき、また色々なことをご教授いただき、今後本アルファの会@東京を運営していく上でも、多くの示唆とご助言を得ることができました。

ご丁寧に多くのことをご教示いただきました皆様には、心より感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。

 

今回初めてこのような会に参加させていただいた訳ですが、皆さま過酷な経験と深い悲しみを経て、現在は様々な活動を精力的にされていることがとても印象的でした。

 

私は愛する家族を自死で失ってから10年以上が経ちましたが、今このような状況にあることを少し不思議に感じたりもします。

多くの人との出会いも、愛する家族が遺してくれた絆なのかな、とふと思ったりします。それはそれで有難いことですね。

非常に悲しいことではありましたが、今こうしていることが私は幸せだと思いますし、遺された自死遺族もまた幸せに生き続けていく必要があるのではないかと感じています。

 

当日お世話になりましたご関係の皆さまには、重ねて御礼申し上げます。

誠にありがとうございました。

 

【番外編】

長野へは初めて行きましたが、とってもとっても良いところでした!

 

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一生に一度は 牛に引かれて

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【アルファの会@東京】2017年8月 ハワイアンカフェで気軽にお喋りを

皆さま、ごきげんよう

自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)メンバーの千草と申します。

 

8月のアルファの会@東京は、都内にあるハワイアンカフェにて、気軽なお喋りを楽しんできました。 

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自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)については、以下の記事でご紹介していました。

alphaandomega.hatenablog.com

 

しかしながら、まだスタートから間もないこともあり、参加者も限られたメンバーであることから、堅苦しい形式なしに、ハワイアンカフェで気軽なお喋りを楽しんできました。

 

そして、ご参加者からは以下のようなご感想をいただきました。

今日のアルファの会は、場所がカフェで行われて、女子トークで盛り上がり楽しかったです。同じ経験をした人としか話せない事ってあり、そういう出会いはとても貴重だと毎回思います。

 

ご感想にいただいた通り、女子トークでもかなり盛り上がって、楽しいひと時となりました。

自死遺族の会」というのは、以前の記事で書いた通り、一定の形式に則ってお互いの経験や思いをシェアする会ですよ、というご説明をしました。

しかしこの日は特に自死自死遺族の話題に限らず、日ごろのことや女子トークまで、気軽にお喋りすることで、とっても楽しく癒される時間となりました。

そして、同じ経験をした人同士で、気軽に他愛のない話ができるというのは、意外と貴重ですし、安心して何でも話せるという場があることも有難いことだと実感しました。

 

それは、ハワイで行われたアルファの会BBQでも同じであったことに気づきました。

alphaandomega.hatenablog.com

 

このBBQでも、特に自死や死別のお話がでることはなく、普通に楽しい女子トークが繰り広げられて、ただ単に物凄く楽しかったことしか思い出せません。

後から実は自死遺族同士の会であったことを思い出した、そんな感じです。 

 

確かに深い悲しみを伴う過酷な経験をしてきて、それぞれ悲しみや苦しさを吐き出すことも大切だと思いますし、そのような機会や場があることも大切なことだと考えています。

ただ、自死遺族も地域社会の中で日常生活を送っています。その中には、悲しみや辛さ以外にも日常的な悩み、楽しい出来事、嬉しかったこと、幸せなこと、これからのこと、何の変哲もない日常の出来事等などがあります。

つまり、自死自死遺族という出来事や対象に囚われるだけでなく、一人の人間として社会の中で生き続けているわけです。

したがって、当たり前ですが、別に自死や死別の話題意外にもお話することも沢山ありますし、ある意味では友人同士で語り合うこととしてはいたって普通のことです。そして、それは非当事者の皆さまの日常ともなんら変わりはありません。

しかしながら、予め同じ経験をした人であることを知っているということで、何ともいえない安心感をもっていろいろなお話をすることができるのかもしれません。

 

そこで、「アルファの会@東京」でも、そんな風に自死や死別のお話に限らず、気軽にいろいろなお話をできるといいね、という相談をしていました。

そして、時に自死による死別経験や自死遺族としてのお話が出てもいいし、出なくてもいいし、その日のメンバーに合わせて柔軟な会になるといいかなーと考えるようになりました。

 

そんなわけで、9月からしばらくの間、自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)は、8月と同様にカフェで開催することとして、自死や死別のお話に限らず、気軽にお喋りが出来る会にしてみたいと思います。

堅苦しい形式にとらわれず、自死遺族同士でお喋りをいたしましょう。

 

今後の自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)日程は以下の通りです。

 

2017年9月16日(土)14:00-16:00 @都内のカフェを予定

*飲食代各自負担(場所の詳細はご参加者にお知らせします)

 

2017年10月29日(日)14:00-16:00 @都内のカフェを予定

*飲食代各自負担(場所の詳細はご参加者にお知らせします)

 

※予約の都合上、3日前までにお申し込みをお願いいたします。

※※HugHwaiiの会員様以外でも、自死遺族様であれば誰でもご参加いただけます。

 

お問い合わせ&お申込みは↓コチラまで 

    alpha@hughawaii.com

 

当日は、ご参加者の皆さまと当日の様子を見て柔軟に進めて参りたいと思います。

ただし、以下については会のルールを踏襲したいと考えております。

会とメンバーの安心と安全のために、ご理解ご協力のほどを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

●当日は、匿名、ニックネームでのご参加もOKとします。

●この場でお互いに話した内容は、決して外部に持ち出さず、他のところでは話さないことを約束し 、全員のプライバシーを尊重します。  

●他の参加者のお話を評価したり、批判やアドバイスをしたりすることは控えます。 

●布教や営業、政治活動などはお断りします。

●本会は当事者同士による自助グループですので、個人的なご相談や専門的な支援の求めには応じることができません。

 

以上のご案内が、必要とされている方に、必要とされている時に、少しでも広く届きますことを願っております。

 

ありがとうございます。

 千草

 

 

ハワイでの「アルファの会」BBQに参加してまいりました。

皆さま、ごきげんよう

自死遺族の会「アルファの会@東京」メンバーの千草です。

 

この度久しぶりにハワイへ行ってきました。

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現地滞在中に、本家本元のHugHawaii アルファの会@ハワイで行われた、アルファの会ハワイメンバーとのBBQ交流会に参加して参りましたので、そのレポートをお届けします。

 

「アルファの会」というのは、死別による悲嘆に対するグリーフサポートを行う団体、HugHawaiiが主催する自死遺族限定の会です。

 

HugHawaiiについては、↓コチラをご参照くださいませ。

www.hughawaii.com

 

「アルファの会@東京」については、↓コチラでご紹介しています。

alphaandomega.hatenablog.com

 

上記の通り、HugHawaii主催の自死遺族限定の会、アルファの会はハワイでスタートされましたが、私はまだハワイのメンバーの方々にお会いしたことはありませんでした。

そこで、今回のハワイ滞在中にアルファの会BBQを開催してくださり、ハワイのメンバーの皆さまともお会いして、非常に楽しくもとても濃いひと時を過ごさせていただきました。

 

>主宰のYukiさんをはじめとするハワイのアルファの会メンバーの皆さま、大変お世話になり、誠にありがとうございました。心より厚く御礼申し上げます。皆さまとお会いできて、本当に嬉しかったです!

 

BBQは、ちょうどサンセットの時刻を迎える頃にとある素敵なテラスにおいて行われました。

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とっても豪勢なBBQディナーをご用意いただきました♪

ありがとうございます!

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特にお29、とってもおいしかったです!

 

ハワイのメンバーの皆さまと東京からのメンバーとで、非常に豊かで楽しい時間が過ぎていく頃には、とても美しいマジカルな夕景が広がっていきました。

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何ともいえないピンク色の空、とても美しかったです。

 

ハワイのメンバーの皆さまとは、とても初対面とは思えないほど、安心して自分の話をしたり、皆さまのお話を伺ったりして、とても貴重で有意義な時間でした。

やはり当事者同士でお話をするというのは、同じような悲しみを抱いた経験がある者同士、心を許せるというか、全てをさらけ出せるというか、何ともいえない安心感と解放感があります。

言葉にできないような繊細な想いを尊重しあえたり、全てを受け止め合ったり、共感共鳴する部分が多いのだと私には感じられました。

失礼ながら、ほんとうに初めてお会いしたとは思えませんでしたが、日本のみならず、こうしてハワイでも素晴らしいご縁に恵まれたことを、心から感謝するばかりです。

 

くわえて、皆さま実はほんとうに過酷で波乱万丈なご経験をしていらっしゃるにもかかわらず、本当に強く優しく美しく、慈しみの心や深い愛情をたたえており、人として弱くも逞しく生き抜いているお話をお伺いしていて、個人的には強い尊敬の念と感動を抱いておりました。

人が生きていくって、時に過酷なこともあるけれど、それでも生き続けていくことは本当に尊いのだと、心が震えるような思いがしました。

 

私たちはとても悲しいことに愛する人自死で失ってしまいましたが、こうして今生きていることの尊さ、多くの人に支えられていること、深い悲しみや絶望を知っていること、それでも生きていこうとする強さ、 希望に向かっていくこと、何度でも立ち上がること、人を愛すること、人や社会の役に立とうとすること等など、とても大切なことをたくさん学んでいるのだと思いました。

個人的には、最愛の姉(故人)が仕組んでいるのだろうなぁと思っています。w

きっと今頃お空の上でほくそ笑んでいることでしょう。私も本当は凄く悲しいはずなのに、なぜか嬉しいです。

 

しかしながら、この日参加したのは女性ばかりでしたので、夜も更ける頃には、恋愛女子トークでも盛り上がりましたよ。w

かなーり面白く、楽しかったです♪

 

こうしてハワイメンバーの皆さまと、東京メンバーとの交流ができるのもHugHawaiiならではの素敵な状況ですし、有難いことです。

私はまたすぐにでもハワイへ行きたくなりました! 

また近いうちに?お会いできることを楽しみに、私はコンクリートジャングルの東京でもハワイへの思いを馳せながら、強く優しく逞しく、毎日を楽しみながら生き抜いていきたいと思います。

 

この度は本当にありがとうございました。

MAHALO!

 

(おまけ)

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お肉を切っているのは、電動包丁なんですよー。

私は初めて見ました。

何ともアメリカっぽいというか、ジェイソンぽいっていうか・・・。w

 

【初めての方へ】自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)のご紹介

皆さま、ごきげんよう

自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)メンバーの千草と申します。

 

本ブログでは、自死遺族限定の会、「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)の告知や活動報告、その他関連の事項についてご紹介しています。

 

まず、主催のHugHawaiiは、愛する人を亡くした人のための悲しみを癒すためのグリーフサポートを行っている団体です。

名称の通り、ハワイで設立され、現在では日本での活動も行われています。

HugHawaiiの詳細については、以下をご参照いただければ幸いです。

 

www.hughawaii.com

お問い合わせ: alpha@hughawaii.com

 

アルファの会は、HugHawaiiの活動の中で、自死遺族を限定とした会として先ずはハワイでスタートしました。そして、2017年4月より、東京での活動がスタートしました。

これまでに、毎月1回自死遺族の会「アルファの会@東京」を開催して参りました。

 

※ご参考:【お知らせ】7/16(日)14:00- 自死遺族の会「アルファの会@東京」(by Hug Hawaii)が開催されます。 - thousandgrass’s fields

*この度「アルファの会@東京」に関する記事を本ブログとして独立させました。

 

自死遺族の会というのは、同じ深い悲しみを抱える自死遺族だけでお話をしたりお話を聞いたりする会です。

所謂、当事者(自死遺族)同士で分かち合いを行う自助グループです。

しかしながら、同じような経験をした人同士で集い、分かち合うことで得られることも少なくありません。

また、これまでなかなかお話できなかったことをお話していただくことで、カタルシス(精神の浄化)の体験となる可能性もあります。

ただし、無理にお話いただく必要はありませんし、無理に聞き出すこともありません。

なお、秘密は厳守されます。 

 

私自身も自死遺族です。愛する家族を自死で失い、深い悲しみと絶望の中で、当初は自らから孤独を好んでいました。しかし、ある日全てを吐き出してしまいたいという衝動に駆られました。

しかし、あいにくそのような切実な望みをかなえてくれる場所と機会を見つけることはできませんでした。 その当時は、とても苦しかったことをよく覚えています。

 

自死遺族の会「アルファの会」は、当時の私のような思いを持つ可能性が高いであろう自死遺族の方々にとっての、一つの選択肢として常にあり続ける場と機会でありたいと考えています。

 

しかしながら、自死遺族の方々にとっては、このような会に参加することにも、きっと大変な勇気が要ることと思います。

そして、このような場でお話をすることにも大きな不安を抱かれることと存じます。

私も自死遺族ですが、もし初めてこのような会に参加するとしたら、当日どのようなことが行われるのかとても不安ですし、きっと躊躇してしまうのではないかと思います。

 

そこで、自死遺族限定の集いというのはどのような会になるのか、基本的なルールをお示しさせていただきます。

アルファの会@東京においても、Hug Hawaiiの会員規則(当日ご説明いたします)と、原則以下にお示しするルールに基づいて進行する予定です。

 

●当日は、匿名、ニックネームでのご参加もOKとします。

●他人のことではなく、自分のことを話します。

●お話したくない時には無理に話す必要はなく、パスができます。他の方のお話を聞くだけの参加でも OK です。  

●この場でお互いに話した内容は、決して外部に持ち出さず、他のところでは話さないことを約束し 、全員のプライバシーを尊重します。  

●他の参加者のお話を評価したり、批判やアドバイスをしたりすることは控えます。 お互いに、言いっぱなし、聞きっぱなしの姿勢をとります。 

●布教や営業、政治活動などはお断りします。

●本会は当事者同士による自助グループですので、個人的なご相談や専門的な支援の求めには応じることができません。

●今後も全員が安心してお話しできるような安全な場となるように、全員が会員規則、基本的なルールを守っていきます。 

 

参考:NPO法人グリーフサポートリンク <全国自死遺族総合支援センター>、2015、死別の悲しみに寄り添う~自死遺族のつどいのすすめ方~、p.6

 

日本では、残念ながら未だ自死自死遺族に対する差別や偏見があるのが現実です。

したがって、どうしても自死遺族が自分の話をするのはためらわれるのです。

 

ただ、自死遺族の会のような場や機会を得て、当事者同士でお話してみると、案外いろいろなことを話すことができるようです。(私の場合)

実際に、私はこれまで誰にも話すことのできなかった赤裸々なことを初めて話してみて、当事者同士だからこそ腹を割って正直な想いを吐き出すことのできる、とても貴重な機会だと思いました。

きっとカタルシス(精神の浄化)体験にもなっているのだと思います。

 

そして、自分は話さなくても、同じ自死遺族の方のお話を聴いているだけでも、何か共感したり、思うことが出てくるかもしれません。

 

もしこのような機会や場所を必要とされている自死遺族の方がいらっしゃいましたら、先ずはこのような会があることを知っていただき、必要な時に思い出していただけるよう願っています。

そして、もし他の自死遺族の方々のお話を聞いてみたいと思ったり、自分でも話してみたいと思ったりした時には、どうぞアルファの会@東京にご参加ください。

 

※ 本来「アルファの会@東京」は、原則HugHawaiiの会員様向けで、前日までに予約の必要があります。ただし、会員様以外でもご参加いただけるよう、ご相談を承ります。

また、ご不明な点やご質問があれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

 

ご相談・お問い合わせ: alpha@hughawaii.com

 

 

 

ちなみに、アルファの会@東京へのご参加が難しい方は、全国各地で同じような自死遺族の会が開かれていますので、インターネットで検索してみるとよろしいかと存じます。

 

まだ悲嘆が深くて絶望と悲しみのどん底にいる時には、きっと外出することも、人と会うことも、ましてや自分の話をすることなんて、到底できないと拝察いたします。

私もそうでした。自死による死別体験から数か月は、生ける屍のようでした。

無理をする必要はないと私は思います。時には望んだ孤独や孤立も必要ではないでしょうか。少なくとも、私には必要でした。

 

ただ、もし誰かに話してみたい、思いを吐き出してみたい、と思うような時があれば、まずいわゆる自助グループといわれる当事者同士の会に参加してみるのも一つの方法でしょう。

勿論専門的な支援が必要な場合には、専門家にご相談するのが宜しいですね。

誰かに助けてもらいたい時に、「助けてほしい」と言えることと、そのような場や機会を知っておく、あるいはその情報にたどり着ける、という選択肢があることは、とても大切なことだと私は考えています。

 

アルファの会@東京も、そんな場や機会の選択肢の一つになることを願っております。

今後も原則毎月1回、東京都内で開催して参る予定です。

開催日時等の詳細は、このブログ等を通じてご案内させていただきます。

 

 

それでは今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

ありがとうございます。

千草

 

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